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時好:私たちの父である山田 建雄が1971年に「住まいの修繕事業」をはじめたのがヤマタの原点です。父は本当に仕事熱心な人でした。お客様からご依頼があれば、すぐに駆けつけていましたね。父の背中から学んだ「お客様を第一に考え、お客様に寄り添う」姿勢は、今も変わらない「ヤマタらしさ」の一つだと思います。
雄作:「お客様との約束をしっかり守ること」、その上で「プラスαの提案をすること」。これが創業期から受け継がれているヤマタの価値観です。ヤマタグループは「小さな幸せを集める。」をコーポレートスローガンとして掲げています。お客様の幸せを叶えるために創意工夫を重ねる企業文化が、グループ全体に根付いていると感じますね。
時好:お客様を第一に、というと「じゃあ社員は大事じゃないの?」と思われるかもしれないですが、決してそうではありません。お客様に寄り添いながら真摯に仕事に取り組むことで、ヤマタグループは着実に成長しています。会社の規模が大きくなることによって働きやすい環境が生まれ、それが社員一人ひとりの幸せにもつながってゆくと考えています。
時好:「鳥取で一番、鳥取の人々を幸せにする」。これが私たちのビジョンです。ヤマタグループは住宅をはじめ、“暮らし”に関する様々な事業を展開しています。鳥取に住む方々が笑顔でいきいきと生活できる社会の実現をヤマタがお手伝いする。結果として、鳥取全体に「幸せ」が広がってゆく。鳥取の発展に少しでも寄与することが私たちの目指すべき未来だと思います。
雄作:「鳥取に住む方々が幸せに暮らしている姿」を具体的にイメージした時に、目の前のお客様に喜んでいただくことだけがゴールではないと考えています。ビジョンの中で「鳥取で一番」と掲げたのは、それだけの価値をしっかり提供できる企業でありたいという想いがあるからです。そのためには企業としての規模感も必要なので、当社では事業の多角化を進めています。目指すのは鳥取のコングロマリット企業(お客様のニーズや課題を点ではなく全体で捉え、課題解決のために幅広く事業を展開する企業)です。現在はグループ全体として、新しいことに積極的にチャレンジできる土壌を作っているところです。
雄作:ビジョンを具現化するために、私は何よりも人材を大切にしたいと考えています。ヤマタグループでは事業の多角化に伴って複数の会社を運営していますので、それぞれの会社の代表者や各セクションの責任者など、長期的な視点で人材の育成を強化していきたいですね。
時好:ヤマタグループの大きな枠組みは整いつつありますが、それぞれの事業を着実に運営し、成長・発展させていくための仕組みがまだ完全にはできあがっていないと感じています。人材育成の面でいうと、リーダー人材の育成はもちろん、若手社員の皆さんも含めて知識やスキルを高めていけるような制度の拡充が必要だと考えています。
雄作:若手社員の方々には、まずは「仕事に慣れる」ことからスタートしていただき、その上で自分の強みを伸ばせる領域を見つけて、どんどんチャレンジしていってほしいですね。高い志を持って知識やスキルを磨き、課題発見力や課題解決力を備えたリーダー人材へと成長していただきたいです。
時好:リーダー人材の育成でいうと、ヤマタでは「管理職研修」と「管理職前研修」を導入しています。「知識やスキルに富んだ人材がリーダーになる」→「リーダーが次のリーダーを育てる」→「事業が成長し、地域発展のためにお手伝いできる仕事の幅が広がる」→「ヤマタで働きたいと思っていただける方が増える」。このようなサイクルがきちんと回っていくように、環境や制度を整えていきます。
時好:一言で言うと、社員は「みんなかわいい、大切な仲間たち」ですね。一人ひとりに個性があり、全員が貴重な人材です。最近では鳥取で生まれ育った社員だけでなく、県外で社会経験を積み、UターンやIターンで入社する社員も増えています。多様な人材が揃う中で、全員に共通するのが「鳥取で暮らす方々を幸せにしたい」という想いですね。当社には「鳥取が大好き!」という人材が集まっています。
雄作:人材の多様性はヤマタの大きな強みですね。鳥取には「人の意見を尊重する文化」があります。県内・県外から様々な個性を持つ社員が集まることで意見交換が活発になり、これまでになかったアイデアや発想が生まれやすい環境になっています。
時好:社風の面でいうと、もともとは少ない人数からスタートした会社ですのでアットホームな雰囲気が根付いていると思います。私自身も「笑う門には福来る」をモットーにしているため、社員の皆さんにも笑顔で前向きに仕事に取り組んでもらえればと思っています。それから、当社では「失敗を恐れずにチャレンジする」という考え方も大切にしています。失敗してもリーダーや先輩がフォローしてくれますので、若手社員の方々は安心して色々なことに挑戦してほしいですね。
雄作:社員の仲が良く、風通しも良いのがヤマタの特長です。もちろん全員がプロとして仕事をしているので、時には社員同士で意見がぶつかることもあります。そういう時にも、まずはお互いに言いたいことを言い、最終的には一つの目標に向かって協働していけるのがヤマタらしさだと思いますね。あとは組織としての縦・横のコミュニケーションや連携の強化、最終的な判断を誰が行うのかをもう少し明確にできれば、「仲が良くもあり、引き締まった風土もある」、より良い会社へと成長できると考えています。
雄作:創業時からの価値観に通ずるところで、やはり「きちんと約束を守ることができる」、「相手を想い、プラスαの提案ができる」、そういう方にぜひ入社していただきたいと考えています。営業に限らず、事務、インテリアコーディネーター、設計、施工管理、アフターメンテナンス、カフェスタッフなど全ての社員がこの価値観を共有して仕事に取り組めば、会社も一人ひとりの社員もどんどん成長していくと思います。
時好:私は「向上心を持って、何ごとにも前向きに取り組める方」と一緒に仕事がしたいですね。「仕事に慣れる」という意味では最初は受け身でいいかもしれませんが、経験を積む中で、例えば「あの資格を取りたい」といったように明確な目標を作って全力でがんばる、自分を高める、そういう気持ちを持って仕事に取り組んでいただけると嬉しいです。
雄作:たしかに向上心も大切ですね。今までやったことがないことでも「挑戦してみよう」「こうやったらうまくいんじゃないか」という姿勢は、失敗を恐れずにチャレンジするというヤマタの考え方にも合致すると思います。
時好:「住宅や建築が中心の会社」というとハードなイメージもあるかと思いますが、当社では社員の皆さんの心と体の健康を何よりも大切に考えております。経済産業省の「健康経営優良法人2023」の認定を受けるなど、働き方改革も積極的に推進しています。ご子息やご息女、ご家族のどなたかがヤマタで働くとなったら、「どんな会社なんだろう?」と心配なお気持ちになられることもあるかと思います。私どもとしては、ぜひ一度ご家族の皆様に会社にお越しいただき、実際に働いている社員の様子や会社の空気を感じていただきたいと思っております。まだまだ発展途上ではございますが、社員の皆さんが「幸せ」に働ける環境づくりに努めておりますので、よろしくお願いいたします。
雄作:当社は50年以上にわたって鳥取に根差し、風通しも良くアットホームな会社ですので安心して入社いただければと思います。とはいえ、制度の面などでまだまだ至らない部分もあると思いますので、お気づきの点がございましたらぜひご指摘いただけましたら幸いです。また、当社では社員一人ひとりの成長についても大切に考えております。成長こそが仕事のやりがいにつながりますので、普段は優しくも、時には厳しく指導させていただくこともあるかと思います。「鳥取で一番」を目指し、社員の皆さんにも成長を実感していただけるように全力を尽くしてまいりますので、ぜひよろしくお願いいたします。