Cross talk

クロストーク

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#04

緊急討論!
10年後、私たちの仕事がなくなるかも!?

「10年後には約50%の仕事がAIに置き換わる」。
皆さんもこのような情報を目にしたことがあるのではないでしょうか?

住宅業界に位置するヤマタも果たしてそうなのか…。
様々な職種の社員に集まってもらい、自分たちの仕事の未来について語ってもらいました!

ヤマタライフサポート

山尾 修丈

メンテナンススタッフ

2021年入社(中途採用)

AIではできない細やかな仕事が自分に求められていることだと思っています。

クローバー住工房 倉吉店

松田 裕一

営業職(住宅建築営業・不動産営業)

2022年入社(中途採用)

「適AI適所」デジタルをうまく取り入れることで会社はもっと強くなると思います。

クローバー住工房 鳥取店

市川 瑞希

営業職(住宅建築営業)

2023年入社(中途採用)

どれだけ住宅のカタチが変わってもお客さんの感情に寄り添う「共感力」に磨きをかけたい。

クローバー住工房 米子店

福田 さくら

営業事務職

2022年入社(新卒採用)

人の温かさがヤマタのいいところ。効率化できた分人との交流を深めたい。

現在の仕事内容

松田

私は倉吉店で新築住宅や不動産売買の営業を担当しています。お客様へのご提案では何よりもコミュニケーションを大切にしていますね。お客様の表情を見ながら「こういうお話をされたいんだろうな」と想定し、たまにはボケを入れたりして話しやすい雰囲気を作ることを心がけています。

市川

私も営業職で、鳥取店で新築住宅の営業をしています。お客様への住宅のご提案だけでなく、住宅見学会の運営やSNSでの情報発信、チラシ作成、ポスティング(住宅のポストにチラシなどを投函してイベントなどを告知する集客方法)なども行っています。

山尾

ヤマタが手がけた新築住宅のアフターメンテナンスが私の仕事です。10年保証の内容に沿った点検と補修を主に行っています。最近では屋根の確認にはドローンを、床下にはカメラ付きのラジコンを使っています。ドローンは建築業界全体で普及が進んでいて、今まで見ることができなかった部分も確認できるので便利だなと思いますね。

福田

私は契約書の作成など、営業の皆さんのアシスタント業務を主に行っています。それ以外にもSNS・ホームページの更新や店舗に来られるお客様のおもてなし、ミセススタッフ(自分のペースで働くことができる女性限定の登録制スタッフ)の募集・面談など様々な仕事に取り組んでいます。

ミセススタッフへの登録のご相談に来られる方は「仕事と家庭を両立できるか」など、不安に思っていらっしゃる方も多いので、お悩みを解消できるようにしっかりとお話しを聞き、丁寧にお答えすることを心がけています。

自分の仕事、10年後はどうなっている?

市川

様々な業界でAI化や機械化・自動化が進んでいますが、私は住宅営業の仕事自体はなくならないと思っています。

住まいの購入は人生に一度あるかないか、しかも金額が大きい一大イベントなので、「はい、AIで」とはならないと思いますね。また、住宅見学会はお客様がいつ来られてもいいように会場に常駐することもありますし、そのあたりはやっぱり「人」の力が必要だなと感じます。

ただ、SNSやネットで情報を得ることが多い時代なので、チラシのポスティングはなくなる気がしますね。私は愛知県から鳥取に来たのですが、実際に愛知では郵便受けに入るチラシが徐々に少なくなっているのを実感していました。

松田

私は営業の仕事もAIとうまく共存しないといけない時代が来ると思っています。例えば日常生活でも、今は自分の欲しいものが好きな時間帯に手に入るようになってきていると感じます。

住宅営業でいうと、初めてご来店されるお客様への定型的なご案内ってあるじゃないですか。そういうのはAIを活用して、Web上でお客様自身がいつでも案内を受けられるようになると便利だと思うんですよね。

ただ、コミュニケーションを通じて人の感情を汲み取る部分は人のほうが勝っているので、定型的なものはAIで効率化して、営業はコミュニケーションに特化するというような棲み分けができるといいと思いますね。

山尾

アフターメンテナンスでもお客様とのコミュニケーションが一番大事だと思っています。お客様からのお問い合わせって「なんかよく分からないけど、ドアの調子がおかしい。」みたいに抽象的な内容も多いんです。

私はお客様が「何に対して使い勝手が悪いと感じていらっしゃるか」をしっかり聞くようにしていますね。単に不具合がある部品を取り換えるだけではお客様の本質的なお悩みは解決できないと思いますので。

住宅の点検・補修はハウスドクター的な役割なので、家があって住む人が居続ける限りメンテナンスの仕事に関してはやり方は変わっているとしても、10年後も残っていると思います。

福田

感覚的にですが、事務の仕事は今より30~40%は減るんじゃないかなと思います。例えば契約書の作成はデジタル化・AI化したほうが速くて正確にできそうな気がします。ただ、ご来店されるお客様のおもてなしについては、やっぱり笑顔で直接会話するほうがいいですよね。どんな時代であってもコミュニケーションは大切なものだと思っています。

市川

ちょっと話が変わりますが、最近3Dプリンターの家って出てきてるじゃないですか?ああいうのって皆さんどう思われますか?個人的には、もし3Dプリンターの家が一般的になったらお客様との図面の打ち合わせといった仕事は少なくなるんじゃないかなと感じています。

松田

ヤマタでも低コスト・短納期でお客様にとってコスパの良い住宅づくりをやっていきたいという方針もありますよね。3Dプリンターじゃないにしても、最先端のテクノロジーを駆使した住宅づくりはヤマタとしても挑戦していきたい分野なのかなと思います。時代で言えば、「メンテナンスフリーの家」というのも流行っていますね。山尾さん、どう思われますか?

山尾

メンテナンスフリーで完全に補修のいらない家ができたらそれはそれですごいとは思いますが…。でも、最終的にはドアの立て付けの微調整など、細やかな部分は人の手でやらないといけないと思うんですよね。「お客様が快適にお過ごしいただける家」を維持し続けるためには、お困りごとをしっかり聞いて対応する。やっぱりお客様との心の通ったコミュニケーションが大切だと思います。

AI・デジタルと共存し、成長してゆく未来の自分たち

松田

「適材適所」という言葉があるように、私は「適AI適所」と考えたいですね(笑)

最近chatボットで問い合わせを受け付けるサイトが増えていると思いますが、よくある質問や簡単なアンケートなどはヤマタでもどんどんAI化していくべきだと思います。その分、私たちは「お客様にずっと寄り添う」というヤマタの価値観を守って営業活動を展開していきたいですね。

家は「建てて終わり」ではないですし、メンテナンスも含め、ヤマタはお客様のお困りごとに応え続けて事業を拡大してきた会社だと思うので、デジタルな部分とリアルコミュニケーションの掛け合わせができたらより強くなると感じています。

市川

お客様目線で言うと、建売住宅がネットショップで購入・契約できるようになったりしたらすごく便利でしょうし、いつかはそういう時代が来るのかなと思います。手続きも楽になると思いますし。

ただ、新築に関してはお客様と対面でお会いして、間取りや外観・内装などを一つひとつ決めていくので、そこはやっぱりコミュニケーションが大事だと思います。住まいは暮らしのベースになる重要な場所なので、どれだけ住宅のカタチが変わっても、私はお客さんのニーズに合わせた住宅営業をしていきたいですね。

お客様の感情に寄り添って対応する「共感力」に磨きをかけていきたいです。

山尾

AIによって効率化される部分があれば、自分は「メンテナンス業務に集中できる」とポジティブに考えています。

例えばAIで過去のデータを蓄積して「こういう症状がある時はこの部分に不具合がある可能性が高い。それを解消するにはこうするのが最適。」というのを導き出せるようになれば、担当者の力量によって判断がブレたり、不要な作業を行ってしまったりすることが減ると思うんですよね。

そうなれば自分たちは点検や補修に集中できますし、対応できる範囲も増やせる気がしています。特に木造住宅は「人の手」でなければ補修できないので、人の手による補修技術をより向上させていきたいですね。

福田

私個人としては、AIやデジタルを積極的に活用して業務を効率化させたいと考えています。その分、「人ならでは、人にしかできない仕事」を増やせると思いますので。特にお客様や営業の皆さん、ミセススタッフの皆さんとのコミュニケーションを深める仕事に集中できるようになると嬉しいですね。

松田

ヤマタでは各部門で別々に管理していたお客様情報をデータベース化して、一元管理する取り組みが進められていますよね。

鳥取県東部での新築着工棟数No.1(2023年3月実績)という強みもありますし、データベースをより充実させて、例えば天気予報のような統計データが出せるようになれば、お客様のニーズを先読みして絶妙なタイミングで住み替えやリフォーム、メンテナンスなどの提案ができるようになるんじゃないかと思います。

また、鳥取では東京をはじめとする都心部や海外の流行や成功事例が少し遅れて入ってくる傾向にあります。良い意味で成熟した情報を手に入れられるので、その中でヤマタに取り入れたら上手く活用できそうなものを精査してどんどん取り入れていけば、これからも時流に乗ったビジネスを展開できると感じますね。

仲間になる皆さんへのメッセージ

松田

ヤマタは自由度が高く、色々なことにチャレンジできる会社だと思います。また、信念を持って行動すれば経営陣にも汲み取ってもらえるので、やりたいことが実現しやすいです。コミュニケーションが希薄になりつつある今の時代、コミュニケーションを大切にするヤマタで働いてみると色々な発見があると思います。

山尾

ヤマタは新しいことに積極的にチャレンジしていく会社ですので、新しい技術などに興味がある方にピッタリだと思います。お客様のライフスタイルは多様化していますので、住まいに関するお困りごとを細部までヒアリングできる方と一緒に仕事がしたいですね。

市川

私は高校卒業後、メーカーの工場で勤務していました。その時はあまり人と話す機会がなかったのですが、自分の強みは何かと考えた時に「話すのが大好きだ」と気づき、アパレルを経てヤマタの営業職に就きました。今でも人と話をするのが大好きで、なんなら永遠に話をしていたいぐらいです(笑)

時代はどんどん変わっていきますが、5年後10年後の未来について永遠にディスカッションできるような方と一緒に仕事がしたいですね。

福田

ヤマタは人との関わりを大切にしている会社です。私自身は「ありがとう」であふれる職場づくりを目指して、一つひとつの仕事を丁寧に素早く対応することを心がけています。温かい職場で人とのコミュニケーションを重視して働きたい方は、ぜひヤマタへの入社をご検討ください。